事務所紹介

はじまり

当事務所の前身は、亡父三川昭徳弁護士が昭和48年に開設した三川昭徳法律事務所です。

神奈川県秦野市出身の父は弁護士資格を取得した後、1年間横浜の事務所で修業を積み、小田原の地に事務所を開きました。

小田原には、西湘地域(小田原市、南足柄市、足柄上郡、足柄下郡、秦野市、厚木市、伊勢原市、二宮町、大磯町、平塚市)を管轄する横浜地方(家庭)裁判所小田原支部があり、西湘地域の司法の中心だったからです。

法的トラブルに関する診療所、若しくは総合病院のような存在の弁護士のことを「町弁」と呼びます。

父も、中小企業や自治体などの顧問や、個人の方々の交通事故、遺言相続、離婚、借地借家のトラブルなど様々な分野の法律問題に取り組んできました。

現在

弁護士としての第一歩を踏み出す前に父が死亡したため、私は3年間勤務弁護士として修業した後、父が遺してくれた事務所を利用して、平成18年7月に、新たに三川法律事務所を開設しました。

町弁として、様々な事件に取り組んでいます。

事務所理念

司法修習生だった頃、父を病魔が襲い、数ヶ月後に他界するという経験をしました。

弁護士としてのあり方について最も考えるきっかけをくれたのは、父を看取る中での病院と患者、その家族との関係でした。

この時の経験は、トラブルを抱えた個人と、仕事として数多くのトラブルを日常的に解決する専門家の間の隔たりを教えてくれました。

もちろん、最も求められるものは、専門家としての知識や力量であり、結果です。

しかし、それさえ与えられれば良いのでしょうか。

トラブル処理の専門家として忙しく毎日を送っている中で、時々闘病中の家族を抱えて途方に暮れていた自分を思い出すようにしています。

その上で、当事務所として、以下のような点を心がけています。

「問題の解決」と「安心」

日々職務をこなす中で、この二つを求めている方々が、弁護士事務所のドアを叩くのだと実感しています。

弁護士として、常に法的な知識を刷新し、紛争の予防、解決に努めることは当然のことです。

しかし、それだけでは、紛争が解決するまで、依頼者の不安は解消しません。

相談者、依頼者の立場になって、じっくりお話を伺い、なるべく分かり易く方針や手続について説明することを心がけています。

まずは、あなたのお話をお聞かせください。

ご依頼者への4つのお約束

1.きちんとお話を伺います

弁護士への依頼は法律相談から始まります。

問題を抱えて、弁護士を訪ねたとき、皆様は「あれも聞いてほしい。」、「これは大切なことだから、最初から説明したい。」と思っておられるはずです。

他方で、時間に追われている弁護士は、皆様の話を聞きながら、「そこは法律的に必要ではない。」、「次の用事があるから、この時間内で事件処理に大切な事柄はすべて聞きとらないといけない。」などと考え、皆様の話を遮ることもあるようです。

正直に申し上げると、私もそのように思ってしまうことがあります。

しかし、悩んだり、苦しんだりしているときには、人は「誰かに話しを聞いて貰いたい。」と感じるものです。

もちろん、私はカウンセラーではないので、
完全に依頼者に寄り添うことはできないかもしれません。

それでも、限られた時間の中でなるべく無心に依頼者の訴えに耳を傾けるように心がけています。

2.分かりやすい説明を心がけます

「法律相談は何度か行ったことがありますが、こんなに分り易く説明していただいたことは初めてです。」と言っていただくことがあります。

私は、初めて法律の本を読んだ時、その難しい用語にびっくりしました。

しかし、法律の仕事をしていると、専門用語が日常的な言葉になるので、相手も同じ感覚だと錯覚してしまうことがあります。

そのため、意識して、専門用語、概念は分りやすい言葉に置き換えて説明するように心がけています。

3.最強の武器を用意します

法律家は法律を武器にして、顧客の利益のために戦います。

役立つ法令、裁判例を調査し、最大限の効果が得られるように努力します。

4.報告を欠かしません

依頼を受けた事件がいまどのような状態になっているか、訴訟がどの段階にあるのか定期的に報告をします。

依頼者を置き去りにしないように心がけています。

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